コロナウィルス

 

 すべての問題の中に、人がどう生きるべきであるか。の答えが、ある。

 

これで、人間は戦争を辞めて次に進んで行くのだろう。と、ノーベルは爆弾(ダイナマ

イト)の発明した時思ったという。でも、そうならず、ノーベル賞を作った。らしいね。

原爆投下で、戦争のない世界になる。と確信した人が居たらしい。が!

力に依る統治は、力によって破壊される。

〜だから、〜になるという“から”からの殻を破る卒業の時が今、きているんじゃな

いか、とワシは思っている。考えている。

へっへへー、わしゃ、今したたかに酔っておる。

      このまま書く。

 

<マスク>

台湾の初動瞬発対応に対して、日本の平和ボケの対応のヌルサ、遅さはお笑いの領域だ。

韓国もドライブスルー方式で短時間で検査してるらしいし、台湾、中国の初動対応はイイ

と思った。

なぜ、彼らが的確に対処出来ているのかつったら、2004年のサーズ、2015年の

マーズを教訓にしているからだという。

 

過去の失敗は、失敗じゃねえ、そこからから学ぶんだ。

日本のマスクの買い占め品不足は、デマからのトイレットペーパー不足は台湾から学べ。

台湾は行政が公正取引委員会を立ち上げ、マスク在庫マップを作り、薬局や郵便局で

IDカードで身元を確認して買い占めを押さえ、安価で手に入る保障をして、国民に安心

を約束した。

そして、デマの流出には罰則を与え混乱が起きないように管理しているんだな。

 

仕方ないよなぁ、台湾ではオードリー・ターンがIТ大臣で、予測出来る、対応する人が

存在するんだもん。

日本は、すべてに於いて対応が遅れ、トイレットペーパーなど紙が無くなるというデマ

が出回りパニック状態が引き起こされる。つうか、引き起こしている。

被害者意識で、私は分かりませんでした。というバカの振りして逃げんのは、そろそろ

終わりが来てるんじゃなのか。

いいなぁ、と思うのはオードリー、タン(39歳)IQ180の天才、トランスジェン

ダーの180センチ。

彼だか彼女だかは、どうだっていい。

ヤツが言っている。

「人に大事なのはIQじゃない。人の立場、身になって考えられるエモーションだ」と。

それを聞いて努力を勉強をしなくていい。と思うヤツのエモーションは、ザンネーン。

 

因みに、EQは、エモーショナル感性の知能指数、心の知能指数と言われていて、

やる気、我慢、謙虚、共感性に繋がってるつうか、そういう能力で、能力ってのはそこに

心を向ければ高くなっていくんだな。

 能力がないからって諦めちゃいかんな。

 

<インフォームドコンセント>

は、医療で使われる言葉だが、その病理についての事実現状、治療法の有無、方法を

隠さず明らかに説明することだ。

 事実を知らせることによって、それに立ち向かう本人の意志が確立する。

ここが、前進する(前に進む)基本になる。

しかし、事実を受け止めきれない、受け止める能力のない者が居るのも事実である。

国は、必ずここを逆手にとって国民のパニックを避けるためにという大義名分で事実を

隠ぺいしようとする。

コロナは、そのウィルスが今現在は、解明されていないということ治療方法が治験

(治療研究、実験)段階であるという。

 しかし、それを知ってこその前進である。

いくら恐くても、事実を知って現実を把握することから、次に進む。

 

事実を明らかにする勇気。と同時に、それを受け止める覚悟は、どちらか一方が欠け

ては成立しない。

 

<PCR検査>

 韓国では、ドライブスルーで15分で検査が出来るんだと?

そして、次々と感染者が洗いだされている。

それに対して「それの精密度はどうなんでしょうか」と言ってたヤツがいたんだけど、

そいつは、平和ボケして兵法の『拙速(せっそく)』という言葉を知らないようだ。

今のコロナは戦争と同じだと、ワシャ思っとるんじゃが、戦時の時、早くて拙(つたな)

い、遅くて拙い、遅くて上手、早くて上手のどれが大事か?という。

答えは、拙速、拙(つたな)くても急いで動く。何しろ初動が一番肝要(肝心必要)だと

いう。

日本は、一日4千人だか5千人の検査が出来る。と言いながら、9百人しか検査して

いない。(3月2日現在)

日本政府は、検査が出来る?のに行おうとせず、事実の把握をしない。これは、どー

したことなんだ!?

民間の研究所で検査出来るんだと?!さっさと民間の力を借りろ、つうか、頼れよ。

実力も能力もねえのに、見栄張ってる場合かよ。

良い医者とは、実力があって直せる医者だけじゃなくて、治せないと思った時、早急に

別の医者に紹介出来る医者なんだとよ。

中国で何人、韓国で何人、日本で何人の感染者が出た。と毎日報道されるが、検査して

いない日本の感染者は、韓国中国より少ないように見えるが、ちゃんと検査していない

なら同じ土俵で語る資格はねえべ!

 

<北里柴三郎>

何で、実際に症状が現れている人の検査治療をしないのか?という疑問に、答えが

チラリと見えた。

どーも、戦争から引きずってきた因習があるらしい。

北里柴三郎という疫学の神様と呼ばれた人が居る。

ドンネル(フランス語で雷オヤジ)と呼ばれ野口英世や志賀潔などを弟子に持ち、ペスト

菌を発見し黒死病、コレラ(琥狼狸)など伝染病の撲滅に心血を注ぎ破傷風の治療法を

見つけた人だ。

1897年、日本を衛生立国とし、1914年(大正3)北里研究所を設立し、

1931年(昭和6)、78歳の生涯を閉じる。

 あ〜あ、北里先生の話、長くなっちゃった。

何が言いたいのかっていうと、昭和戦争が終結した1945年には、もうこの世に居な

かったんだな。

でも、彼の作った研究所は軍の支配下にありそこで「疫病に罹った場合、4日の経過を

観察してから治療にあたる」という法律が決められていた。らしい。ホントかよー。

そおして、その法律が今も機能していて、クルーズ船でコロナに感染した人が4日

経過してからしか診てもらえなかった。って、ホントかよー!?

事実、熱が出て老人は2日後、それ以外は4日後に診察することになっているんだと?

 

日米地位協定とか原発、メルトダウン、沖縄の迫害の話なんか、日本は民主国家じゃ

ない。って思う思わざるを得ない。恐い。

 

<緊急事態>

 今、緊急事態が起きている。

しかし、緊急事態の発令を出すリーダーが居ない。

痛みを伴う決定をするリーダーが居ない。

何で国民は怒っているのか分かるか?国

心が国民に向いていないからだよ。

経済だの面子だのばっかり気にして、何が大事か、本当に心を向けて考えているか。

 親の気持ちが世間体ばかり気にして子供に心が向いていない時、どんなにお小遣いを

与えられても子供の心は満たされない。そこに信用信頼はない。

 高度経済成長で仕事や経済、外からどう評価されるかに向いていた気持ちを、どーか

形でない目に見えない信頼、安心に向けて考えて下さい。

 それが、結果でなく本当の満足に繋がっていくと、私は思います。

 

<どーしたアベ>

コロナが出て二カ月も過ぎて、今さら「急を要しています」って学校休校?

それは、1918年のスペイン風邪でのフィラデルフィアの失敗と封鎖を行って成功の

真似、北海道の真似か?

付け焼刃、イキアタリバッタリのモノマネで、核心を突くことは出来んじゃろう。

オリンピックの話は御法度なのか、検査で事実を明らかにされては、困るのか?

国(自分)の評判を落とさない為なら、真実事実は隠ぺいし、人権より秩序を重視して

見せかけでも美しい国に見せたいか。

誰も責任を取らない、責任を持たない。

痛みを伴うホントウの決定が出来ない。しようとしない、する気がない。

八つ当たり的、一斉休校という付け焼刃、場当たり的パーフォーマンスで日本は大混乱。

災害に人災が拍車を掛ける。

 

<一斉休校>

「一斉休校にします」という言葉を聞いた時、ワシは

豊作で「あなたのお蔭です」と、もてはやされるていた毛沢東が、稲を啄(ついば)む

雀を見て「あの鳥は害鳥だ、皆殺しにせよ」と言った話を、瞬時に思い出していた。

 雀が居なくなった田畑には害虫が蔓延(はびこ)り、翌年は凶作となる。

バカが権力を持ち、先を読まずにその力を使った時、国家を滅ぼす。

 

 学校を休校したら、子供達はどうする?

それに付随して親が仕事を休む事態が起きる。その賃金保証はどうなる?

 仕事の遅滞はどうなる? 実際に看護師不足で病院が閉鎖となる。

「子供達の安全を一番に考えなければなりません。…?

 集団密接接触に因(よ)る集団感染のクラッシュを避けなければなりません」と

声高らかに演説するが、受け皿の、保障の具体性は示さない。

学童保育は、行う。というが、狭い教室に置かれる学童保育の方が密接に接触している

んですけどぉー。

使われない教室を学童保育に使うかなって?

学童の先生が足りないなら、休んでる先生に頼もうかなって?

 それって、普通の学校と何が違うんですか?

使われない給食の材料はどうするのか、毎日牛乳を出していた酪農家が、悲鳴を上げる

パン屋が店を続けられないかもしれない。という。

ライブ会場でコロナ感染のクラスター(集団感染)が、出たというが、検査してねえ

んだもの、どれだけ感染者が居るか分かんねえべよ。

飲み会すんな、だの、人の集まる場所に行くな、だの、言ってるけど、満員電車はいい

のか?

規制に一貫性は見られず、ホントイキアタリバッタリ、場当たりでご都合主義。

 

若しかして、一斉休校は結果オーライになるかもしれない。

だとしても、そこにある今まで通りの『いいから黙っていうこときけ』の構造に、私は

危険を感じる。

 この非常事態の時に拙速は必要であると思う、がぁ、ちゃんと了解を取る。

というのが、民主主義の基本じゃないのか。

 「こうしますが、いいですか?」「いいですよ」中に「嫌ですよ」があったとしても

一度打診しての決定、それにやってることが、「拙くても早く」じゃなくて「拙くて遅い」

に見えて仕方がない。

 

 先は読んでねえし、宴会ばっかりやって世の中のこと知らないから先が読めねえんだよ。

すぐーに想定外って言うけど、想定する能力がないなら専門家や有識者に聞けよ。

 能力ねえわ、見えっ張りだわ、どーしたらいいんだ。

 

<餅は餅屋>

原発事故(人災)は、知識のない政府官僚が、経済第一主義で使用済み燃料の処理が出来

ないのに原発を見切り発車したことに端を発する。

そして、次ぎ次ぎと現れた綻(ほころ)びを、誤魔化し、隠ぺいし、ウソにウソを重

ねて、東日本の大地震による津波でメルトダウンに至る。

そのメルトダウンさえも炉心損傷という言葉にすり替えた。

あれ程、地震学者が、原子力学者が警告を発していたのに、国は聞く耳を持たなかった。

今こそ、政府官僚の言葉でなく、有識者、専門家の意見見解を聞こうではないか。な!

 

『武士が商人になりては、いなもの。町人が侍には移らず。

兎角(とかく)餅は餅屋、酒は酒屋なるべし』という。

経験、修練、研究を重ねた者に、それをしてない物が知ったかぶりして、自分の都合優先

でやろうとするのは、オコガマシイんじゃないかい。

 

<傾向と対策>

 何かを解決に導くには、傾向を知って対策を練る。

傾向を知るには、事実の調査、確認、把握が必要不可欠だ。

そこから傾向を知り、対策が練られていくことになる。

今の、日本はPCR検査をしない(出来ない)ことによって、前進出来ない。

 出来ていない事は、これからやれる。ということだ。

 

<洗濯、仕分け、選択>

ワシ思うんだけど、洗濯をする時『仕分け』をするよね。

汚れのひどい物、黒い物、白い物、全然汚れてない物、その物別に洗う。

それって常識だと思うんだけど。

汚れている物と汚れていない物を一緒に洗うと、汚れていない物を汚すことになる。

それと同じで、感染者(陽性)も(陰性)も一緒にするのは、玉石混交だ。

陽性を洗い出して隔離する。それは、差別でなく区別である。

区別がされず、疑心暗鬼になった時、差別や排除が始まる。

 

コロナで思う大事なことは、仕分けをすること。

1、陽性で重病な人の、隔離と治療。(真っ黒)

2、陽性で軽い症状の人の、隔離と治療。(黒)

3、陰性だが、疑わしき人の隔離。(グレー)

白は、今は白であるというだけであって、何時でもグレーになり、黒になる可能性が

ある。

仕分けをするには、検査をして現実事実の把握をする必要がある。

白もグレーも一緒にして全員を黒にしてから隔離するのは、コロナ培養してからの隔離

じゃないのか。

 

 昔よく『味噌くそ一緒にすんじゃねえ』って怒られた覚えがあるが、

玉石混交(ぎょくせきこんこう)の政府。

 それを整理するには、検査しかない。

何で検査をしないんだよ!?

来週から始めるって?遅い!遅過ぎ!

早く、さっさと始めろ。

 

<呉越同舟(ごえつどうしゅう)>

原爆が落とされた時に、国の対応が遅れていた。

その時、ヤクザが立ちあがったという

「非常事態の時に敵も味方もない、今こそ日陰の身である俺達が役に立つ時が来た」と、

正に呉越同舟(ごえつどうしゅう)非常時他の時は敵味方なく手を組んで進むんだ。と、

もたもたしていた国の前に、ヤクザがいち早く動き人々を救ったという。

 民主党政権の時、『インフルエンザ特措法』という法案を作ったらしい。

今、新しい法案を作って通そうとしてるらしいけど、『インフルエンザ“等”特措法』と

『等』という言葉を付け加えるだけで、今の緊急事態に向けての発令が可能になる。

らしい。

でも、自民党は自分達が居ない時に出来た法案なので使いたくない。って、ホント

かよ!?

そんなこと言ってる場合かよ、何時まで寝ぼけてんだよ!

目を覚ませよぉ。

 

<ピンチはチャンス>

ワシャ、ピンチはチャンスであると、思う。

何がチャンスか!? っていうと、

今こそ、今までの間違っていても「今までそうやってきましたから」という保守派の

「赤信号みんな(バカドモ)で渡れば怖くない」というなーなーの集団の見直しが出来る。

というチャンス到来。ということだ。

そして、「なんか分かんないけど、今までそうやって来て安泰だったんだから、そこに

任せておけば大丈夫、なんじゃない?」という平和ボケ国民の目覚めのチャンスなんじゃ

なかろか。と思っとるんじゃ。

人は、困らないと動かない、考えない。

自分を困らせている事の中にこそ、自分を立ち上がらせる御縁があるという。

管理すべき所と、それぞれが危機意識と、自己責任を持つ個の覚醒の時が来ている。

のではないかとワシは思う。

 一筋縄ではないが、ピンチからチャンスを見つけ出し行う。チャンスの時だ。

 

<悪は悪に通じ、善は善に通ず>

こういう事態になると、毎回、思う。

戦争と原発の構造にクリソツ。

人権、人の命より秩序、国の面子が大事。

国民の為(パニックを起こさないため)という大義名分を使っての、隠ぺい、ねつ造。

真実を明かさない、事実を知らせない、国民は蚊帳の外。

誰も責任を持たない、責任を取らない。

 

と、いうことが分かったら、その反対のことをやってみたい。

やってみようよ、ねぇ。