性善説

 

ビックリ!

ワシ、孟子のあれ、正善説だと思ってった。

 若者が、一時はまり語る、人間の本質は善か悪か。の性善説と性悪説。

そりゃ、ワシも語って来たさ。

 そして、お分かりだろうが、性善説。

性善説といっても、どちらかというとユング言う所の、“宇宙的普遍真理”“真我”

これは、説なんて生易しいもんじゃなくてそうなんだから仕方がない。って感じ。

あるダンサーが、「あなたが踊る意味は何ですか?」と問われ

「踊ることに意味なんてない、生きることに意味がないように」って言ったらしいが

そうそう、意味だのどっちが正しいだの語る時期から実感の時期に来てるのかも。

 答えは、自分の中に在りもう既に知っている。だから、ただ気が付けばよい。

 

 性寂説?

辞書探したが、やっぱしない。

だよねぇー、でも、あってもいいんじゃねえの?って思う。

性善説が、人は生まれながらにして本性は善である。というならば、

性寂説は、人は生まれながらにして本性は寂である。

これは、ありだねー。

 

だけど、孤独と孤独感は似て非なるモノ、別モンだよね。

ワシは、孤独は好きだが、孤独感はキツイ。

 

アリストテレス、だっけか?プラトン?あっ、プラトンかもしれん。

の話に

その昔、人は二人で一人に創られて寂しさを知らなかった。その人間が傲慢になった

から、だったけかな、怒った神様が二人を引っぺがして一人にして世界中にばら撒いた。

 そうされたことに因って、人は寂しい心を持ち、引っぺがされた相手を求めて生きる。

ことになった。ちゅう話しを読んだことがある。

 あと、心と心で通じていた人間が二心を持ち言葉を使い分けるようになったのを見た

神様が怒って、色んな言葉を使わせ世界中にばらまいた。って話があるけど、神様って

ばら撒くの好きだねぇー。

でもさ、アフリカだったけかな、そっちの話(神話?)で、

神様は、一回、争いも苦しみもない完璧な素晴らしい世界を作ったんだってよ。

 だけど、面白くないもんだからぶっ壊して今の世界にしたんだって。

やってくれるね。

 

 それにしても、ワシ、性善説の漢字間違ってインプットしてたんだね。

以前にも“画竜点睛(がりょうてんせい)を欠くべからず”これ、ワシの座右の銘なん

だけどさ、睛(ひとみ)を晴(はれ)って書いてたんだ。

 郵の横棒は1本多く書いてたし、裏の真ん中は里があるからりって読むのに田の下に衣

書いてたし、あー、どれだけ間違って覚えてることがあるんだろうか。

 

無明とは、分からないことではなく、何でも分かったつもりになっている心のことです。

ちゅうけど、分からないことが、分からないワシ。…。

 ま、その時が来たら考えよ。っと。