議員

 議員が“カラ出張”(働いていなにのに出張費で遊んだり、出張費をただ貰いすること)

で、同行した女性にセクハラ行為をしたとテレビで放映していた。

 その女性は、1年程前に議員の2泊3日の出張旅行に同行した。

その時の夜、懇親会と称する宴会の席で胸をワシヅカミにされるなどの、セクハラ行為が

あったという。

場の雰囲気をこわしてはとその場では我慢をしたらしいが、その屈辱と怒り、悲しみで

その人は、バスの中で一人泣いたという。

 証拠となる写真もある。

「今頃になって、何を言うんだ」とその議員は言った。

「嫌がってなんかいなかった」

「嫌なら嫌だと、その場で言ったらいいだろう!」と、

周りに議員達は、その議員を庇(かば)って大声を出していた。

視察と称する出張。

「そこで何を視察研修してきたのか?」という問いに対しての答えは、

議員からの報告ではなく、向こうで貰ったパンフレットのみだった。

 

 その直後、議員が白紙の領収書を“貰って”は、自分の好きな金額を書き入れ

国費を“貰って”いたという映像が流れた。

貰う気にばっかりなって、コジキかオメーは!!

 これは公金横領だ。偽証、サギ、犯罪だ。

「みんなこんなことをしているんですか?」と問われたその議員は、

「いえ、私の不徳の致すところであって、私以外にはしていないと思います」と言った。

不始末で火事を出した者が、自宅を壊して隣家に燃え広がらないようにしようとしている

みたいだ。

 ところが、他の議員も同じように白紙領収書を使っての公金横領を行っていたことが、

次々と明らかになった。

 あっはは! 大笑いだ。

火の不始末はその議員自宅だけでなく、それらのどの議員の家でも行われくすぶっていた

わけだ。

 昔の不良が一緒に悪いことをした仲間をかばって、自分ひとりだけで罪を被(かぶ)る

ことが、まるで美徳であったかのような時代があった。

仲間の悪事を庇(かば)うことが、男気があっていい事のような時代があった。

 議員は不良か!?

 

セクハラ(セクシャルハラスメント)と同じ、性別の違いだけではない立場の弱い

反対意見を言えないモノに対して行う迫害、支配、ネグレクト無視も含まれる最低で失礼

な行為、パワーハラスメントもある。

 意見を素直に述べた時、それを失礼だと言う者がいたりするが、それは違う。

その考えや意見に、その人の都合先行や悪意がなかった場合、真摯に耳を傾ける必要があ

る。

 

ソ連(ソビエト連邦共和国)が崩壊した直後だった。

知人が、議員、〜クラブという人たちに同行してソ連の現地視察に行った。

 国が崩壊し、今後この国をどうしていったらいいか?

現地で待ち受けていた人たちは、国の現状今後について熱心に話し、あちこちに連れて

行き説明をしてくれた。

 通訳を通して彼らの思いがひしひしと伝わり

「あー、本当に国を思っているんだなぁ」と彼女は思い、

「今の日本に出来ることは何なのだろう?」と彼女は本気で思ったという。

夕方になって、強行な視察見学で疲れはしたが、充実した疲れだったという。

そこで、ある人が通訳に言った。

「ところで、この辺に遊べる面白い所はないか聞いてくれ」

「女は、いないのか?」と、違う人も言った。

彼女は、顔から火が出る思いだったという。

 

違う知人(女性)が、議員をしていたことがあった。

先ず最初に言われたのが、

「あー女っちゃ面倒臭いんだよなぁ」

「女は、話が分かんねから嫌なんだよな」

お尻を触られ、ムッとすると「大人になれよ。そんなこちゃやっていけねえぞ」

 

議会に出ると

「最初はお茶汲みからやってもらうべ」

無駄話が多いので

「そろそろ本題に入りませんか?」と言うと

「なーに、時間はたっぷりあるんだ。ゆっくりやるべよ」

「何カリカリしてんだ?お父ちゃんがかまってくんねえのか?」

「それとも、月のアレか?」

「欲求不満か、そんなことじゃ男に好かれねえぞ」などとも言われたという。

 

さあ、果たして大人になっていないのは、誰だ?

 

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