ハタラク

 

 寿玄夢のホームページの書き込み、言いたい放題に

(月給200万円前科なし男)という方からの書き込みがあった。

「金なんて楽して稼げます」として

「ちょっとした時間で簡単に稼げて本業を辞めてこっちを本業にしちゃおうかな?」と

(合法裏バイト紹介掲示板)が入っていた。

 

 ふーんと、思った。

そして、思うことを書いた。

題(お金)

人はパンのみに生きるにあらず。だったけか?

私は、元々お金は生きるタメに必要なだけあったら良いと思う人間だったけど、

2001年に死に掛かってから、更にそれがそう重大視するモノではなくなった。

そしたら、肩の力が抜けた。そして、このホームページを出した。

働くことは、傍(はた)を楽にするからハタラクというんだそうだ。

働くことは楽しい。そうしたら、楽をして儲けたいという気が消える。

心を込めて、常に一球入魂で動いていると勝負脳が成長するそうだ。

心と頭は正しく使うと気持ちが良いというご褒美がある。

傍を楽にすると、自分が楽になる。

なーんちゃって、色んな考えと生き方があるねぇ。

 

そしたら、

題(傍を楽に)

なるほど!

御言葉、ありがたく頂きました。

感謝。

と、書き込みが入った。

 

嬉しくなった。

こういう時に自分が感謝されてるつもりになって「いえいえ」なんて、間違って

言いそうになるけど、働く(ハタラク)って、御言葉だと改めて思った。

そして、言葉とそこにある教えは一個人が作り出したモノでないと改めて肝に

銘じた。

そこに意義があるとしたら、自分が何をチョイスするか。良いと感じ良いと思うこと

が何であるかに、その人の答えがあるんじゃないかと思う。

トルストイが地方を旅していた時、まるで小さな子供が大好きな人に用をいいつけら

れたかのように喜び、勇んで、楽しそうに働く村人達に出会った話がある。

 嫌々働いている人は、不幸だと思う。

なるべく怠けて大きな地益を求める人は、幸せな人ではないと思う。

骨身を惜しまず働くことが嬉しい人は、幸せ者だと思う。

      私は幸せ者になりたい。

 

「愛と力、奉仕の心は、出せば出す程溢れ出す」と聞いたことがある。

シンドラーのリスト(映画)を観て、心の奥底に巣食っていた恐怖が解き放たれていく

気持ちになったことを思い出した。

 力を出し惜しみする人は、その人のパワーが育たないらしい。

簡単なことだと思うんだけどなぁ。

 何をするのでも、骨惜しみしないで心を込めてすればいいだけのこと。

料理をするなら、より美味しくて安心で身体に良いモノを作るにはどうしたらいいかを

考えて、心を込めて作ればよいだけのこと。

それを「何でそこまでしなければならないのか!」とワザと手抜きをしたり、ちょっと

気を付けたらいいことをやらなかったりする。

何かをする時は、自分だったらどうして欲しいかと考えたらすぐに答えが出る。

見ず知らずの人に対してでも、大事な人や自分にするのと同じ気持ちでやれば、それだけ

でいい。

 

勝負脳を鍛え、やる気が出る秘訣を聞いた。

所謂(いわゆる)モチベーションアップの方法ってヤツですか。

それは、

@良き師匠を持つ

A小さな成功、小さな一歩を大事にして喜ぶ

そして、練習でも常に本番のつもりで行うことだという。

 

 でーも、良き師匠が居ないって話だよね。

そしたら、どういう師匠(人)でも良い所のない人は居ない。だから、

良い所を見つけるのがその人の腕で、それが、能力を伸ばす秘訣で方法なんだという。

 なーるほど、と感心した。

 

 そして、どんな小さな成功や一歩でも喜ぶ心を持つことが大事だという。

どんなに長い道でも、成功しそうにないことでも、小さな何かを喜こべる人は、歩み続け

成功者になるという。

 喜ぶ時にドーパミンが出るらしい。それは快楽物質で諦めずに頑張ることが出来る

応援団。喜ぶことは感謝だと思う。

 

 また、宗教的だって言われちゃうかもしれないけど、椿の花が大好きだって人と会った。

何故か?と聞いたら、椿の花は観音様の花なのだという。

江戸時代に首切りがあって、それがポロリと落ちる椿の花と似ていると嫌われるように

なったが、元々は仏教伝来から椿は観音様の花として愛されてきたという。

 雪が深い所で、椿はその葉で蕾を包み、暖かい所では葉が開いて蕾を太陽に当てるの

だという。

 椿は見返りを求めず、ただ行う。それは、観音様の慈愛だという。

それを聞いた時、何だか胸がキュンとしてしまった。

 

 hataraku.htm へのリンク