慶長地震に何を学ぶか

 

<磯田道史(歴史学者)が古文書を読み解いた。>

 

1611年 慶長の三陸沖地震 M8,1   2011年 東日本大震災 M9,0

        津波の被害甚大               津波の被害甚大

 

1616年 熊本で地震 M6,0      2016年 熊本地震 M7,3

      大分で地震相次ぐ             大分でも地震続く

 

 その古文書では、その後、広島、愛知、香川で地震が起きた。と記され、

1627年 長野(松代) M6,0

1623年 小田原を中心として M7,0

1635年 江戸 M6,0

 があった。

 

 これどうを考えるか。

400年前、東北で海溝型の地震があって、東北を津波が襲った。

 その後、最初に起きた大きな揺れが熊本。

 

 基盤岩が動くことで起き続けた地震だった。

 

 ネクスト

1596年 慶長(伊予)地震 M7

      慶長(豊後)地震 M7

      慶長(伏見)地震 M7,5

          5日間で3回震源地が移動した。

 

1605年 2月(5年後)

      慶長地震 M8

      南海トラフ地震によって、九州から千葉の広範囲で大津波が発生した。

 九州から四国に伸び、中央構造線と繋がる新潟、神戸のひずみ中欧線上に起きた地震

だった。

 

 その上に原発が建っている。取り敢えず動かすなよ。止めろよ。

原発は、いざとなったら、止める、冷やす、閉じ込めれば、大丈夫だっていうけど、

 ザーンネンでしたぁ。止められない、冷やせない、閉じ込められない。

でもって、ばら撒かれた放射能は回収の方法は、今のところ、ない。

 地震があるからじゃない。原発を動かす資格も権利も今の人間にはない。

 

 

 

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