コロナの行方

 

<新型コロの行方>

 恐怖ほど人を支配し洗脳するために簡単で強力な武器はない。という。

恐怖は、分からないということから始まる。

分からないということ自体が恐怖であり、恐怖に支配されて気持ちが荒れて行くことで

起きていく二次被害も怖ろしい。そして、恐怖を忘れる恐怖がやってくる。

新型コロナウィル(以下、新コロ)というもの事態が分からない、そして、どれ位感染

しているかも分からない。

恐怖と戦うには、事実を明らかにすること以外に道はない。

そこで、絶対に必要なのは検査(PCR、TGM)だ。

毎日のように感染確認の人数が報道され、それに一喜一憂する姿を観るが、検査が行き渡

っていない状態で出た数字に信ぴょう性はない。

そして何より、検査がされないことで感染していても分からず自覚症状のない者が、感染

を広げることになる。

 

感染確認者と不顕性者の生活空間を分けることからコロナ終息の道が拓(ひら)けるが、

現在は検査しないことで闇雲に十派一絡げで規制を掛けるしかない玉石混交(ぎょくせ

きこんこう)味噌くそ一緒の状態に居る。(四月中旬)

そして、知識も能力もない政府が専門家の意見をどれだけ聞いているのか、これは原発

の人災事故(事件)の時と全く同じだ。

薬も検査も、やる気と能力のある民間の力を使えばいいだろう、専門(医者、薬、機械)

のことは専門機関に頼んでくれ、どーか任せてくれ。餅は餅屋に任せてくれ〜。

 

英政府は、ロンドンのオリンピック会場後に新コロの収容場所として巨大な“野戦病院”

を開設した。

そこは「ナイチンゲールが多くの病人らに希望と癒しの光をもたらしたように、この場

所も人々にとって希望の光となるだろう」と“ナイチンゲール病院”と命名された。

ナイチンゲールが何故これ程人々の心の中で生き続けているのか、

彼女は、イギリスの看護婦でクリミア戦争の時、敵も味方もない負傷兵たちへの献身的な

看護の話は有名だが、社会実業家、看護教育者、近代看護教育の母であり病院建築で非凡

な才能を発揮した。そして、何より“統計学者”として医療衛生改革を行った。

統計は検査によって出る。

綿密で膨大な統計を集めそれを政府に提出したことによって医療衛生改革を実現したのだ。

ナイチンゲールの言葉。

「どのような訓練を受けたとしても、もし1、感じること 2、自分でものを考えること

この二つが会得できなければ、その訓練は無用のものとなってしまうでしょう」

 

 ピンチの時、苦しい時にしか感じられない事、その時にしか考えない事がある。

国が何をしてくれるかを待つだけでなく、自分に何が出来るか、全力を込めて考え行う。

そして“喉元過ぎれば熱さ忘れる”ことなかれ。と自分に言い聞かせている。

 

 

 

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