つるの たけし

“つるの”の人気が急上昇で、

「最近は利口より馬鹿の方が、人気が出るのかなぁ」という話になった。

そうかな?と考えた。

 あの人は、馬鹿だろうか?

確かに知識の少ない所はある。でも、馬鹿だろうか?

 

 私は“つるの”とういう人が好きだ。嫌な感じがしない。

人に対して失礼でない気がする。素直な感じがする。何かをバカにしていない感じがする。

優しい気がする。発想が自由で面白い。

 

知識があって頭が良いといわれる人に、嫌な感じがする人は多い。

それは何故か?と考えた。

 少し知識があって分かっていたりすると、偉そうになる。分からない人を馬鹿にする。

考え方が堅くなって発想が自由でない。決め付けが多くなる。自分の考えを押し付ける。

自分は知っていなければならないと思い込んでいるのか、知ったかぶりをする。

上から目線で話す。間違っていてもごり押しをしてくる。人の話を聞かない。だから、

面白くない。酷い人になると誤魔化しが始まって捏造し、ウソを言ちゃったりする。

 あー、気をつけよー。

 

 でも、知識もないのに、偉そうで、人を馬鹿にして、間違いだらけで知ったかぶり、

そうなると最悪だよね。って、話になった。

 

 じゃあ、じゃあ、知識があっても発想が自由で、面白くて、優しくて人を馬鹿にしない

人ってのも、居るハズだよね。

 “つるの”って子供みたいだよね。子供って、知識がないから心が自由みたいな気が

する。まあ、そうじゃない子供も居るけど、知識があっても調子こんだり威張ったり

偉そうになったりしないで、自分の知識に縛られない自由な発想が出るようになるには、

どうしたらいいんだろうね。

 

 ダーウィンだったけか、海辺を歩きながら「自分の知ったことは、この海で言ったら

今歩いている海岸を散策した位に過ぎない。私の知らないことは、この海より沢山ある」

ってなことを、言ったらしいね。

 つまり、まだまだ知らないことがあるってことを自覚して、知らないってことを卑下

するんじゃなくて、希望として感じたら良いのかも。という結論に達しました。

       よーく、そんな話、してるよねぇ。

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