ジーン・シャープ
鎌仲ひとみ氏の民主主義のエクササイズなるものに行った。
そこで、マスコミの言う事を信じているのが、日本が一番多いという話が出た。
先進国で一番教育が進んでいると言われているのが、スウェーデンだったっけかなぁ。
そこでは「ミクシー」という言葉が頻繁に使われるらしい。
意味は「何故?」
日本には、疑問を持って反対側から考えるという教育が殆どない。
疑問を持つというのは疑っているとみなされ素直でないと判断する者が多い。
反対側から見たり考えたりすることを嫌がる人が異常に多いと私は思っている。
マスコミの言っていることを鵜呑みにして信じているパーセンテージが日本は80%で
先進国で一番高いと聞いたことがある。
そうだろうなぁ、と思う。
そうでなかったら、今のこんな事態は起きていない気がする。
エクササイズでは、
1身体を動かして触って感じる。(タッピングタッチ)
2映像を観る。(市民 対 行政マン)
3グループを作る(6人)
4役割分担をする(市民 と 行政原発推進)
5対話する(一度行ったら、役割を交代して再度行う)
6感想をポストイットに書く。
7感想をシェアする。
ということを行った。
最初の映像が動かなくなるというアクシュデントはあったが、面白かった。
私は、どうしても本音が出てしまって行政原発推進の役になりきれなかった。
のらりくらりとその場しのぎの行政、責任のたらいまわし、自分の意見を持たないのか
言わない。
そして、その交渉活動をした後でどうしたら相手に自分達の想いを伝えられるのだろう
その人も家族があり将来を思っているのだろうか?という感想に至った。
その時、シャープの非暴力闘争の理論を話したくて仕方がなかったが、場違いな気が
して言い出せなかった。
まぁ、話せばナガークなるし。
要点は、<戦略を立てよ>たーだ交渉に行ったり、思いつきでデモをするのではなく、
綿密な計画を立ててから行え。
<再分化に負けるな>切り崩しで孤独になると人を信じられなくなって家族友人
にさえも本音を言えなくなる。(原子力村みたいだね)
だから、本音で語り合える仲間を作れ。
<非暴力の抵抗運動>非暴力の抵抗には、暴力は一切あり得ない。
<暴力に抵抗せよ>暴力を否定するんだから暴力はゼッタイ使わず、抵抗を諦め
るな。
<支配者を辞めさせるのではなく、政権(体制)を崩壊させる>
首をすげ変えれば終わりになるという話でなく、体制を崩壊させる
ことで、独裁者の後継者となるような人間を一人も残さない。
原発は終わりにしなければならないが、原子の研究はこれまで以上に頑張っていかな
ければ大変なことになるという事になっている。
原発を辞めたら研究もおろそかになるんじゃないかと言っている者が居る。が、
こういうのを味噌くそ一緒って言うんだ。
戦争反対。と言った時に戦争で戦ってきた人を否定するのか!と怒る論理と同じで
罪を憎んで人を憎まずが分からないのかなぁ。
感情を入れずに論理的に物事を考えるという習慣が日本には少ない気がする。
つってる自分が一番感情的だったりしてね。
ジーン・シャープについての話は次回作でまとめるかな。
長いし面白くないかもよ。
でも、自分の為にまとめようっと。