自転車

 

生きるのって 自転車に乗ってるみたいだ

一人ひとりが 自分の自転車を漕いで進む

自分の足で 自分の自転車を漕ぐ

全速力では 走り続けることは出来ない

止まったら 倒れる

 

一人ひとりが 自分の自転車を漕ぐ

どんな偉い人でも 人の自転車は漕げない

どういう人でも 誰かに変わって漕いでもらうことは出来ない

 

自転車は近づき過ぎると ぶつかって倒れる

向う方向が同じだったら 今は離れていても

何時か 同じ流れの仲間になる

仲間を求めなくても

目標と信念 そこに向かい続けていけば

仲間が居たことに 気が付く日が来る

 

闇の中を 迷いながら進んできた仲間

白々と夜が明けていく

朝焼けに向って

音もなく進んでいく 沢山の自転車

 

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